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ダイエットと減量の違い
ダイエットと減量の違いってわかりますか?
明確に分けられてないですから
どっちでもいい気もしますし
僕もどっちも使いますので
知ったところで使い分ける必要もないですが
気になってる人が多いので説明します
ざっくり説明すると
【ダイエット】脂肪を減らすこと
【減量】体重を減らすこと
もともとのdietという言葉はラテン語で
食事を意味する言葉ですから
脂肪を減らすという意味ですらないですが
「減量」と分けるならこの意味です
わかりやすくアスリートで説明します
ボクサーは減量です
だから体重を減らすことを全力で頑張ります
体重によって階級が分かれるから体重を減らして戦いたい階級まで減量します
短期間で増量したり減量したり
自由自在のボクサーのダイエットを真似して
頑張りたいところですが
真似してしまうと確実にリバウンドします
理由は簡単です
ボクサーはリバウンド前提で減量しているから
ボクサーはその階級で戦えるかどうかの
体重測定は試合の前日に行われます
だから前日クリアして当日
少し重くしてもいいんです
暗黙の了解になっていますが、
当日その階級の基準を超えてる人もいるくらいです
昔は当日の計量でしたが
無理に減量をして脱水状態の
フラフラで戦う選手が多く危険と判断して
前日になりました
そこをボクサーたちは上手く利用しています
なんと
わざとリバウンドさせてるんです
どういうことか説明します
痩せる事じゃなくて体重を減らす事が目的の
ボクサーはとにかく体重を減らすために
いろんな事をします
水分すら抜いてしまいます
カラカラに乾いたスポンジのようにして
体重を減らして計量します
計量が終わると水分を入れて
食事も摂ります
これだけで体重は一気に戻ります
でも完璧に戻すわけではないですし
当日にも計量するので
大幅に戻したことがわかったら
試合に出れませんので数キロの話ですが
伝えたいことは
ボクサーはリバウンドありきでやってる
という事です
とにかく体重が減ればOKの
ボクサーサウナスーツを着て走ったりします
痩せたいときにサウナ行く人もいますよね
ダイエットは汗をかかないといけない
そんなことないですよ
確かに汗をかくことで
体温が上がり代謝は良くなります
そして脂肪を温めて燃焼しやすい状態まで
持っていきます
でもそれをやった上で
運動しないと意味がありません
だから汗かいてあとはゆっくりるするだけの
サウナはなんの意味もありません
水分を抜いて後から入れてるだけです
サウナスーツはどうでしょうか?
サウナスーツは汗を出やすくして
運動してるので効果ありそうですよね
でも問題は運動量が足りなくなること
汗をかいたら頑張った気分になりますよね
そこが問題です
ウォーキングやジョギングは
消費エネルギーがそんなに高くないので、
少し歩くだけとか少し走るだけとかでは
全然足りません
脂肪燃焼まで到達できないんです
そこでサウナスーツを着てしまうと
すぐに汗が出るので満足度が高まります
これだけ汗かいたから痩せるよね
やった気になるんです
違います!
汗はかいたけど脂肪燃焼するまでの運動は
出来ていません!
サウナスーツを着てない状態でも
汗をかくくらいやらないと意味がないんです
それくらいウォーキングやジョギングは
脂肪が燃焼するスイッチがオンになるのが
遅いんです
汗をかいて早く体重を落としたいボクサーと
一緒の考え方ではダメなんです
だからダイエットで痩せた人たちは
水分を抜く事をしてはいけない
食べる量を一時的に減らすのも
真似してはいけません
一時的に減らすと
体は飢餓状態を恐れて食べ物を
溜め込もうとします
吸収率がぐんと上がるんです
それで脂肪が蓄積しやすくなるという事態に
陥ってしまいます
だから
脂肪を減らしたいのに
減量をしてるから痩せない
そんな状態にならないように
極端な事を避けて普段の生活から
見直していきましょう
普段の生活で太ったなら
普段の生活を見つめ直して